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ビジネス書の致命的な問題は、「すべて、個人の力で解決できる」という考えを前提にしてつくられること。ところが、会社では、すべてのことが一人の力では解決できないようになっている。
ビジネス書の裏側を話すと、「会社の組織論は書かない」「個人にフォーカスを当てる」…。
そして、「こころの半分は、個人事業主みたいな、会社員を想定して書く」こと。個人事業主みたいな、会社員は、心が揺れ動く。不安で仕方がない。
だから、本を買いあさる…。
すると、おのずと、「ライティングスキルを」とか「プレゼンテーションを」という内容になる。
間違っても、「職場でどう生き抜くか」ということは書かない。そんなものは、「半分、個人事業主」がもっとも嫌がること。
ビジネス書の、このからくりを真に受ける人は少なくない。
高学歴で、人生が大学受験で終わったタイプ。それ以降、どうもさえない。
特に組織の中で生き抜くことが大の苦手。いつもまでも、会社の仕組みがわからない。
そして、幻想の世界に浸る…。その幻想が、ビジネス書。
ビジネス書に狂う、会社員は「会社にぶら下がるな!」と口にする。
だけど。こころの底から、「早く、会社員になりたい!」「早く、上司から認めれたい!」と切願している。
会社員ならば、一度はビジネス書に狂っていい。
だけど、せいぜい、3年間で終えないと、会社員人生が破たんする。
だって、会社員人生が成功しなかった人たちが著者なのだから。
その意味では、ビジネス書は、その著者の、会社員の頃の「トラウマ(心の傷)」を表現したもの、といえる。
"吉田典史 (katigumi) on Twitter (via igi)
(via tokunoriben)